K5 ブレイザー オートマ オーバーホール 700-R4
K5 オートマノショック、あとエンジンが不調etc点検で入庫。このK5のお客さんはわざわざ岐阜のほうから持ってきていただきました。。電話ではただのフルードの劣化でのショックくらいかと思ったらちがい、さらに4速に入りません。。それにたしかにギア入れた時のショックがドカン って感じです、、、
写真の人物はSくんです。
洗浄前
ベンチに載せます。
ちなみにこの写真は洗浄前の養生作業
バルブボディー取外し後
ポンプASSYこのSSTあると楽です。またまたこのSST楽です。
ばらばら
キレイキレイしました。
ブッシュ取替SSTあるとナイトで大違いです。ほかのパーツも傷つけてしまいますしね。。バルブボディー分解して清掃、点検、組付けです。ボールが必要以上に入ってました。91には必要のないところにまで。。この車一度オーバーホールやってるみたいですがくみ方間違ってますね。。ポンプもけっこう面倒なんですがやっつけます。
組付け終了。4WDで前の整備された方がエキマニだのパイプだのにいろいろ損傷を与えていたみたいなので取付が約1,5倍かかりました。。試乗後めちゃくちゃ調子よくなり変速ショック、N→Dのショックなどなくばっちりです。あとはラジエータのもれ、水温計の針が動かないなどもろもろ修理しました。
すべてのクラッチパックのフリクションプレート、ディスクすべて替えます。まともな使用方法、しっかりしたオイル管理さえしていればディスクはほとんど摩耗しません。アメリカの文献に書いてありましたがオートマの故障の90パーセントがオイルの熱による劣化みたいなことが書いてありました。アメ車は壊れるとかよく聞きますが確かに日本製には確実に劣りますが基本的な整備をしていればとくに深刻なダメージなく乗れると思います。並行輸入の距離巻き戻しの車は実際の走行距離の詳細もわからずにただのエンジンオイルの交換位で納車されたら壊れるリスクがそれだけ高くなります。アメ車を考えてみえる方はよく調べてから買われるのをお勧めします。